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◆眠れなかった看月島の夜^^;

看月島『맛東山』で牡蠣ご飯の夕食を終えたのが、19時20分ごろ。

お店を出るときに「ご存じないでしょ」と、ご親切に瑞山(ソサン)行きの

バスの時刻を教えてくださいました。

最後の最後まで、厚かましい客です^^;

「瑞山(ソサン)じゃなくてここに一泊したいんですけど、

近くに民宿はありませんか」と尋ねてみました。

「ありますよ。ですけど、今日は土曜日ですから、お部屋があるかどうかは

行ってみないと分かりませんよ」

迂闊でした。土曜日であることなど、頭からすっぽり抜けてました^^;

もし泊まるところがなかったら、バスで瑞山(ソサン)に戻る心積もりで

とりあえず教えられた民宿に向かいます

お店を出て坂道を下ったところにバス停があると聞いてきたばかりでしたが、

本当にお店の真下がバス停でした。

標識が立っているだけのバス停ではなく、小さいながら屋根も壁もあるバス停でした。

その前を通り過ぎたときに、

中から「瑞山(ソサン)行きのバスはここで乗るんですよ~」と男性の大きな声が…。

暗がりの中、海辺の道歩いているのは私だけ^^;

もしかして、私に声掛けてくれたのかしら?と、声のする方を振り向くと

その男性のダウンジャケットの色に見覚えがありました。

瑞山(ソサン)バスターミナルから看月島までのバスで一緒だった

男性二人、女性一人のグループでした。年の頃は40代後半くらいかな?

言葉は交わしていませんが、覚えていてくれたようです。

「私はバスには乗らないんですよ。ここに1泊しようと思って

これから民宿に行くところなんです」

「どこから来たの?」と訊かれたもので、

「どこから来たように見えます?」と言うと

一人の男性と女性がほぼ同時に答えました。

男性の口からは『일본』(日本)とストレートに。

女性は『섬에서 온 것 같아요^^』(島から来たみたいです^^)と。

詩人の心とユーモアを持ち合わせたこの女性の答えがいたく気に入りました。

そっか~、私は島国から、ここ看月島にやって来たナグネ(旅人)なんだ~^^

「ここに泊まって明日はどうするの?」

「うん、明日はネ~」などと話しているところへ19時30分のバスが来ました。

男性の内の一人が『さ・よ・う・な・ら』と日本語で言って、

バスに乗り込んでいきました^^

19時30分の次は、20時ちょうど、そのあとの20時30分が終バスのようです。

3人を乗せて走るバスを見送って、海沿いの道を歩きます。

ザザ~ザザ~っと波の打ち寄せる音が足元で聞こえます。

バス停から数分のところにモーテルが1軒ありました。

食事をした『맛東山』で、設備があまりよくないと教えてくれたモーテルです。

見たところ、ごく普通のモーテルで、その先入観がなければ、

お店から、そしてバス停からいちばん近いここに入ってみただろうと思います。

モーテルを過ぎて50メートルほど歩くと『민박 民泊』の看板がありますからとの

ことだったのですが、『민박 民泊』ではなく、『팬션 ペンション』の看板でした。

海沿いの道路から少し奥まったところに建物があり、そこには庭で

バーベキューをするアジョシ集団の姿がありました。

真冬の、それも、日もすっかり暮れた時間にです^^

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アジョシたちに向かって「ここがペンションですか~?」と声を掛けると、

そのうちの一人が、ガラス戸を開け、中に向かって、

「방 있어요?」(部屋ありますか?)と 、私の言いたいことを代弁してくれてます^^。

「없어요」(ありません)という声と共に、中から女主人と思しき方が

手に鍵を持って出てこられました。

すぐお隣りの可愛い三角屋根の‘離れ’を案内してくれて、

「ここでよかったらどうぞ」と。

Dsc_0821sm Dsc_0831sm Dsc_0832sm

(↑小さな画像はクリックで大きくなります)

よかったらも何も、ワタクシ的には全然OK

トントン拍子に、これでベッドの確保も出来ました。

ベッドの横に見えるドアの向こうはトイレ&浴室です。

Dsc_0833sm Dsc_0822sm

床はもちろんオンドル、ベッドも電気敷き毛布でぽっかぽかなのですが

この浴室だけは零下の世界に近いものが…

そして、シャワーの設備はあるのにお湯は出ないときてます^^;

最初に「お部屋がない」と言ったワケがこれだったのです。

もちろん、それは承知の上で泊まりました。

宿泊料金は1泊5万ウォンのところ、ワケありのため4万ウォン。

外から写真を撮っていて、あっと思ったのが

玄関ドアから丸見えの位置にあるベッド^^;

「え~~電気を消さない限り外から丸見えなのぉ?」と、思ったのですが

上の小さな画像のとおり、ガラス窓にはすべてブラインドがありました、玄関にも。

玄関ドアを開けるとすぐお部屋で、いわゆる‘たたき’がないので

「靴はこうして↓置いてくださいね」と、床に新聞紙を敷いた上に…

Dsc_0837sm

外で写真を撮っているときに、バーベキューをしているアジョシたちから

「アガッシ~!一緒に焼酎飲まないかい?サザエもあるし○○も○○もあるよ~」と

声掛けられました。が、無視して部屋に戻りました^^

「アガシと思ったのに、近くで見たらハルモニか~?」と絶望させたら

いけませんのでネ(笑)

さて、旅の宿で忘れてならないのはバッテリーの充電です。

Dsc_0843sm Dsc_0842sm

低い位置にある4個と、なぜか天井近くの高い位置にある2個のコンセントが

まったく使えないのです。さて、困ったぞ^^;

TVのそばの使える1個で、2個のバッテリーを順に充電し、3個目のバッテリーを

充電しつつ眠りに就いたのが12時ごろ。

               

ぼんやりとながら目が覚めると、部屋の中はもちろん真っ暗で、外も暗そうです。

何時だろう?と枕元の携帯で確認すると、まだ3時です。

何でこんな時間に目が覚めたんだろう?

で、ここはどこ?^^;

そうだ!看月島の海辺のペンションに泊まっているんだった!と気が付いたとき

ざくっざくっと砂利を踏んで歩く足音が聞こえたのです。

玄関ドアのすぐそばで。

そういえば、その前にドアノブがガチャガチャする音。

目が覚めたのはそのせいだっ!

何せ、熟睡中の出来事ゆえ、現状把握に時間が掛かっています^^;

さては、さっきのバーベキューアジョシ^^

アガシが一人で寝ていると思って忍び込もうとしたのか?

しっかり鍵を掛けておいてよかった~!

まったく、油断も隙もありゃしない(`ε´)。

砂利の上をうろうろ歩き回る音がしばらく聞こえていたかと思うと

今度はコンコンコンというノックの音が…。

私のいる‘離れ’ではなく‘母屋’の方で、です。

‘母屋’と‘離れ’は、せいぜい10歩ぐらいの距離。

アガシの部屋には鍵が掛かっていて忍び込めず、

母屋に戻ろうとしたら、鍵の閉じ込みで入れず、仲間にあけてもらおうという魂胆か…

ノックの音がずっと続いています。

よからぬコトを企むからそんなことになるのじゃ~

しかし、このあとで、↑の赤字部分は、私の妄想だったことが判明するのです(笑)

「방 있어요?」(部屋ありますか?)という男性の声が聞こえ、

私のときと同じように女主人の「없어요」(ありません)という声が続きました。

真夜中の3時に宿を求めてきた客だったのでした。

時間といい、場所柄といい、あり得ない&考えられないシチュエーションです。

勝手な妄想のせいで(笑)、軽い恐怖と腹立たしさを味わったあとなので、

アラームセットした時間までもう一眠りと思うのですが、寝付けません^^;

起きようと思っていた6時ごろになって猛烈な睡魔が襲ってきました。

このままお昼頃まで眠れたら、どんなに幸せか、そんな気分です^^

アラームを8時にセットし直して、ひと眠り。

8時に起床。

身仕度を済ませ、冷蔵庫の上にあった電気ポットでお湯を沸かしていると

バシッと音がして、部屋の照明もテレビも消え、部屋が真っ暗になりました。

次々と奇怪なことが起こる宿です^^

「え~~?ここって朝になると電気が切られちゃうのかしら?まさかネ~?」

とにかく真っ暗なので、テレビの横のブラインドを少し開けて、外からの

光りを頼りに部屋を見渡すと、冷蔵庫の上の壁に何かがあります。

もしかして、あれはブレーカーか?

近づいて見てみると、果たしてブレーカーは落ちてました。

テレビと電気ポットだけでブレーカーが落ちるなんて

しかも備え付けの物を使っただけなのに

おかげさまで、韓国のブレーカーに初めて触りましたよ^^

いい経験です(笑)

照明をつけて、忘れ物がないか確認し、このさんざんな宿をあとにしたのでしたが、

奇怪な現象がもうひとつ^^;

鍵をもらっていたので、母屋に返しにいくと、女主人、挨拶の一言もなく

睨みつけて鍵をひったくるのです。

お互い寝不足で気分は最悪だけど、こちらは挨拶してるのに、

その態度はないでしょう。

と、ここで、思い当たることが…

韓国ドラマでは、ワケありの男が、ワケありの女が、あるいはカップルが

逃避行する先は、なぜか決まって海辺の民宿でした、そういえば…^^

ワケありの女を男が真夜中に追いかけてきた、そう思われたのかもしれません^^;

でなければ、あんな不機嫌な顔を客に見せられようはずがありません。

変なドラマの観すぎでしょうか?ワタシ(笑)

Dsc_0851sm

安眠島(アンミョンド)の島影が手が届きそうに見えるここ看月島だというのに

安眠は出来ず、トホホな夜を過ごした노을팬션(夕焼けペンション)でした^^;

まさかとは思いましたが、この노을팬션、ホームページがありました^^。

リンク貼っておきます。

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コメント

ご無沙汰してます♪( ´▽`)
ドキドキ冷汗ものでした。
完全に「ドラマ」の世界ですね。
というか、1歩間違えば
事件に‼でしょうか?

美味しい牡蠣ごはんの後味が
悪くなっちゃいましたね。
ガード固く、用心に用心を
は忘れてはいけませんね。

これからも気を付けて旅して下さい。
愛読者より

投稿: iyonm | 2012年2月14日 (火) 10時53分

 107号室のようですね。

 平屋建ての小さい宿、家族連れも多いでしょうから107と108の戸建ての小さいやつはカップル向けなのかなぁ?なんて思いました。

投稿: おとう | 2012年2月14日 (火) 17時38分

iyonm님
血圧上昇させちゃったらごめんなさい^^
‘ガード固く、用心に用心を’
肝に銘じて生きてまいります

投稿: k_sarang | 2012年2月14日 (火) 21時10分

おとうさま
そうです。107号室でした。
母家の方はキッチンがあったり、くつろげそうな空間があったり
よさそうにみえますね。

投稿: k_sarang | 2012年2月14日 (火) 21時18分

HPを見る限り素敵なペンションのようですが、やはり看月島は시골ですよね。なにも起きなくてよかったです。

投稿: cocoa051 | 2012年2月15日 (水) 10時01分

ん~!ドラマなら、おかみさんの手違いでダブルブッキング、どちらも引かず、相部屋!《절대 손대지 말라!》とか言いながら、目が覚めたら目の前に顔があったりするんですが・・・すんません^^;私もドラマの見過ぎやわ~

投稿: こゆみ | 2012年2月15日 (水) 18時58分

cocoa051さん
あんな시골に夜中の3時によそ者が現れるなんて…
不可解な出来事でしたけど、
寝不足程度で済んで幸いでした。

一つ前の記事に‘おとう’さまから、cocoa051さん宛てのコメントがありますよ。

投稿: k_sarang | 2012年2月15日 (水) 22時30分

こゆみさん
それ、ありそうですね^^

投稿: k_sarang | 2012年2月15日 (水) 22時34分

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